今回は投資初心者向けのトレーディングビューの使い方基礎編についてご紹介します。トレーディングビューは、株式やその他の金融市場のチャートを簡単に分析できる強力なツールです。パソコンで実際にトレーディングビューを立ち上げながらこの記事を読むと、より理解しやすいでしょう。以下のリンクからトレーディングビューを立ち上げてみてください。基本的に無料で使えるので、投資初心者にもおすすめです。
目次トレーディングビューの基本的な使い方
まずは基本的な使い方から紹介します。トレーディングビューを立ち上げると、銘柄を選ぶための窓が表示されます。ここでは、例えば「JP225USD」という日経225のCFDを表示してみましょう。また、足の長さを変更することもできます。日足から4時間足や5分足に変更することで、異なる時間軸でのチャート分析が可能です。
チャートの種類と比較機能
チャートの種類を変更することもできます。例えば、ローソク足から平均足、ラインチャートなどに変更可能です。また、比較機能を使えば異なる銘柄や指数を重ねて表示することができます。これにより、例えば日経平均とダウ平均の動きを比較することが容易になります。
インジケーターの追加と設定
次に、インジケーターの追加方法について説明します。トレーディングビューにはボリンジャーバンドや一目均衡表など、多数のインジケーターが内蔵されています。たとえば、移動平均線(MA)を追加する場合、設定メニューから色や期間をカスタマイズすることが可能です。
ファンダメンタルデータの表示
トレーディングビューでは、企業のファンダメンタルデータも表示できます。四半期決算の状況や純利益、総利益などの情報を簡単に確認できます。P/Eレシオなどの重要な指標も表示可能で、投資判断に役立ちます。
アラート機能の活用
アラート機能は非常に便利です。例えば、日経225の価格が2万円を超えたら通知を受け取るように設定できます。アラートはパソコンだけでなく、スマートフォンにも通知が届くので、どこにいても重要な価格変動を見逃しません。
リプレイ機能で過去のチャートを検証
リプレイ機能を使えば、過去のチャート動きを再現することができます。これにより、過去の暴落前の動きを確認したり、過去のトレードを再度検証することができます。この機能は特にトレードの練習や失敗を振り返るために役立ちます。
レイアウトと保存機能
レイアウト機能を使えば、自分の好みに合わせてチャートの表示方法をカスタマイズできます。例えば、2画面表示にして異なる銘柄を同時に監視することも可能です。また、レイアウトを保存しておけば、いつでも簡単に同じ設定を呼び出すことができます。
画像保存と共有機能
トレーディングビューには、チャートの画像保存機能もあります。この機能を使えば、分析結果を画像として保存し、他の投資家と共有することが容易になります。勉強用としても非常に便利です。
ウォッチリストの作成
ウォッチリスト機能を使えば、よく見る銘柄をリスト化して簡単にアクセスできます。例えば、アップルの株価やビットコインの価格動向をウォッチリストに追加しておけば、一目で確認できるようになります。
関連する質問と回答
1. トレーディングビューは無料で使えますか?
はい、基本的には無料で使用できます。ただし、複数のチャートを同時に表示するなどの高度な機能を利用するには、有料プランにアップグレードする必要があります。
2. インジケーターの設定はどのように行いますか?
インジケーターを追加したら、設定メニューから色や期間をカスタマイズできます。例えば、移動平均線の期間を5日や20日に設定することが可能です。
3. リプレイ機能はどのように使いますか?
リプレイ機能を使うと、過去のチャート動きを再現できます。これにより、過去のトレードを検証したり、トレードの練習をすることができます。
4. アラート機能はどのように設定しますか?
アラート機能は、指定した価格に達したときに通知を受け取るよう設定できます。パソコンだけでなくスマートフォンにも通知が届くので、どこにいても重要な情報を見逃しません。
5. ウォッチリストはどのように作成しますか?
ウォッチリスト機能を使えば、よく見る銘柄をリスト化して簡単にアクセスできます。リストに追加したい銘柄を検索し、ウォッチリストに追加するだけで簡単に設定できます。
以上がトレーディングビューの基本的な使い方です。この記事が投資の参考になれば幸いです。次回は、株式スクリーナーやスクリプトストラテジーテスターについて詳しく解説しますので、ぜひご期待ください。