今回は高配当株の端末意外な動き、端末高配当株はいつ仕込むべきかというテーマでお送りしたいと思います。前回の動画でも、現在の相場は高配当株が買われているという話をしましたが、特に3月末に配当権利が得られる銘柄が上がっているという状況です。本日は2月20日月曜日の動画公開ですが、この動画自体は18日土曜日に撮影しました。そのため、この月曜日の新月の相場を私は見れていません。私は今、淡路島の新月の時にしか泊まれない施設「全貌生命」に滞在しています。今頃ここでゆったりとしていると思います。
話を戻して、高配当株が3月末に向けて動いている中で、3月末高配当株はいつ仕込むべきなのかについて分析してみたいと思います。現時点で既に高配当株は反応しているため、年初に仕込んでおくのがベストですが、今からでも仕込む方法を探ってみましょう。
目次高配当株の代表インデックスについて
まず、高配当株の代表的なインデックスとして「1698 上場インデックスファンド日本高配当」と「投資を配当フォーカス100」があります。これらは東証の中でも高配当の100銘柄をピックアップしたインデックスです。これを見てもわかるように、現在の高値を更新しており、非常に上昇しています。日経平均を買わずに高配当株をずっと保有していた場合、今頃は高値を更新しているという状況です。
過去10年間の2月中旬から3月末に向けた動き
ここでは、過去10年間の2月中旬から3月末に向けた高配当株の動きを確認してみます。以下に示すように、高配当株には一定のパターンがあります。
2022年の動き
2022年の2月中旬から3月末までの動きを見ると、2月中旬から一気に下がり、3月のメジャーSQ(特別清算指数)まで下がります。その後、メジャーSQが終わってから上がり始め、3月末時点で高値をつけるという相場でした。
2021年の動き
2021年の3月の相場では、2月中旬より前から上昇し、2月中旬に天井をつけてから下がり始めます。メジャーSQが終わってから再び上昇し、3月末に高値をつける動きです。
2020年の動き
2020年の3月はコロナショックがありましたが、メジャーSQに向けて下がり、SQが終わってから底打ちし始める動きでした。高配当株も日経平均と同じような動きでした。
2019年の動き
2019年の3月も、2月中旬に天井をつけてから3月のSQまで下がり、その後底打ちして上昇しますが、3月末までには横ばいの動きとなっています。
2018年の動き
2018年の相場では、2月より前に下がり、その後うねうねとジグザグしながら月末に少し戻す動きです。
2017年の動き
2017年の動きは、ずっと上昇し続け、SQに向けて下がる動きは見られませんでした。しかし、3月の中旬ぐらいで天井をつけてから落ち始めるという動きです。
2016年の動き
2016年の動きは全体的に横ばいで、上昇と横ばいを繰り返す動きでした。
2015年の動き
2015年の動きは綺麗な上昇で、ほとんど落ちることなくそのまま上昇し続けました。
2014年の動き
2014年の動きは、一度下がり、SQに向けて下がってからSQが終わって3月末に向けて上がる動きです。
2013年の動き
2013年はアベノミクス相場で、綺麗な上昇が見られました。SQのところで一時的に下がるも、全体的には上昇し続けました。
2023年の動き予測と結論
これらの過去の動きを総合すると、直近の相場ではメジャーSQに向けて一度下がり、その後上がる動きが多く見られます。この動きが1回、2回、3回、4回と連続しており、10回中5回はこのパターンです。その他の動きとしては、3月中旬までは上がり、その後横ばいか下がるケースもあります。
したがって、今から高配当株を仕込む場合は、2月中旬から3月初旬にかけて一度下がるタイミングで拾うのが良いでしょう。メジャーSQに向けて下がった場合、SQ後に上がる可能性があります。一方、メジャーSQに向けて上がり続けた場合は、そのまま上がり続けるか、早めに利確されて下がる可能性があるため、その時は無理せず諦めるのが賢明です。
高配当株を買うのは年初に仕込むのが基本ですが、今年は無理せず来年に向けて準備しましょう。もちろん、長期的に持つのであれば、仕込むタイミングはそこまで気にせず、3月末に拘らず仕込むのも一つの手です。
関連する質問と回答
高配当株のメリットは何ですか?
高配当株の最大のメリットは、安定した配当収入を得られる点です。特に低金利環境下では、定期預金や債券に比べて高いリターンが期待できます。また、長期的に保有することで、キャピタルゲイン(株価上昇による利益)も得られる可能性があります。
高配当株を選ぶ際のポイントは何ですか?
高配当株を選ぶ際には、配当利回りだけでなく、企業の財務状況や業績の安定性も重要です。特に、配当性向(利益に対する配当金の割合)が高すぎる企業は、将来的に配当が減少するリスクがあるため注意が必要です。また、業界の成長性や市場シェアも考慮すると良いでしょう。
高配当株を購入するベストなタイミングはいつですか?
高配当株を購入するベストなタイミングは、市場が一時的に下落した際や、配当権利取りの前に株価が上昇する前のタイミングです。特に、年初や市場全体が不透明な時期に仕込むのが効果的です。ただし、長期的に保有する場合は、タイミングに拘らず定期的に購入する方法も有効です。
高配当株を持つリスクは何ですか?
高配当株を持つリスクとしては、配当金が減少するリスクや、企業業績が悪化するリスクがあります。また、株価が下落するリスクも存在します。特に、高配当株は比較的安定していますが、市場全体の動向や経済状況によって影響を受けることもあります。
高配当株を長期保有する場合の戦略は?
高配当株を長期保有する場合の戦略としては、分散投資が重要です。複数のセクターや地域に分散することで、リスクを軽減できます。また、再投資戦略も有効で、配当金を再度高配当株に投資することで、複利効果を得ることができます。定期的にポートフォリオを見直し、必要に応じてリバランスすることも大切です。